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2012年7月30日 (月)

伝統という財産

私が大学時代に所属していたクラブは大阪工業大学 建築文化研究部。。。

このクラブは昭和27年に第一期卒業生を出してから

現在まで約60年もの間、綿々と続く伝統ある団体です。

その中でも古建築班というグループは発足当時からあり今も班員が途切れません。

そんな古建築班は昭和30年代後半から昭和60年ごろまで

毎年、どこかの寺社仏閣で実測調査ということをしていました。

私が入部したのは昭和59年で、私は古建築班ではありませんでしたが

当時は奈良の海龍王寺の実測をしていたように記憶しています。

しかしそれらの実測図はどこにも保管されておらず、

OB会の中でこれらの実測資料の行方が時々話題となっていました。

そんな折、ひょんなことで現役部員から部室にある開かずの箱の存在を聞きました。

すぐさま別のOBが調べに行くとまさに当時の実測図(青焼き)でした。。。

幾度とない部室の移動、建て替えのなかでその行方が分からなかったのですが

どうやら代々、『これは触ってはいけない・・・』との申し伝えだけで残っていったようです。

そしてこのことを会報に乗せたところ、あるOBが自分が預かっている・・・との情報。。。

急転直下、昭和40年頃の実測図の原図まで発見するに至りました!!

R0019868

R0019870_2

昭和40年前後に実測したのは京都御所の清涼殿や妙心寺、知恩院などなど、、、

どこも国宝、重文級のものばかり、、、

建築学科とはいえただの学生たちが屋根上や小屋裏に入って実測できたことが

凄いことですね。

今後はもう少し後の年代の資料を探しつつ、

せっかくの財産を後世に残すためにはどうするか・・・

このあたりを検討する必要がありそうです。

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