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2010年11月26日 (金)

2010六甲全山縦走大会-後編

大竜寺で15分ほど休憩をしたあとまた歩き始めました。

このあと待ち構えているのがこのコースの核心部分、、、摩耶山への登りです。

56kmの中で何度も上り下りを繰り返し、その累積標高差は3000m以上といわれますが、

その中でもここの登りが私にとっては一番厳しい難所でした。

でもこれまで意外なほど順調に来てますし、その前に休憩も取って

気力充分でその登りに取り付きました・・・・が、、、、

登り始めたとたんに・・・なんかおかしい・・・

それまで疲れはあってもなんともなかった足の筋肉が急にパンパンに張っています。。。

きっと前半に休憩もせずに飛ばしたことと、その後に座り込んで休憩したのがいけなかったのか??

とにかく足が重くて上がりません。

更に悪いことに、、、これでピッチが遅くなって同行していた仲間とも距離が開いて一人に。

これまで前半は3人で歩いていたので少々しんどくなってもついて行っていましたが、

いったん離れて一人になると心の弱い部分が出てきます。。。

「まぁ、、、ちょっとぐらい休んでいいか・・・」

そんな気持ちで坂の途中でちょっと立ち止まったのが運の尽き・・・

このような厳しい登りではできれば休まずにゆっくりでも登り続けるのが鉄則。

それなのに一度でも休んでしまうと、歩き始めても体が休みを要求してきて、

またすぐに立ち止まってしまいます。

普通に登っても1時間以上かかる登りの前半でいきなりこんなことになってしまい、

途中からは意識も朦朧・・・最後は10mごとに止まりつつ、時には座り込んで、、、

でもとにかく摩耶までは登ろうと必死に前に進みました。。。

そして登り始めてちょうど2時間かかってやっと山上に到着。

ここでは大会のチェックポイントでボランティアの方々がホットレモンを振舞ってくれます。

疲れきった体にこのホットレモンは染みます。。。ほんとに美味しかった!!

でもほとんど放心状態のためこのあたりの写真が一切ありません。

(この後も写真が一気に減ります・・・)

ちょっと一服し冷静に考えたら、、、こんな調子で完走できる??

この後は大きな登りはなくともまだまだ上り下りを繰り返します。

距離もまだ20km以上あるし・・・そんなことを考えつつ、

その少し先で待つ我らがサポート隊のところへ向かいました。

ここでやっと昼食。応援に駆けつけたうちの家族ともここで合流。

行くか?止めるか・・・?

食事をして少し元気になったので、とりあえずもう少し行けるところまで行こう!

と開き直って再出発しました。

それに摩耶の登りで追い抜かれた他のお仲間の二人ともここで合流。

歩き始めていきなり登りがあってビビリながら取り付きましたが、

最初はいきなりまた筋肉痛が襲ってきてやっぱりダメか・・・と思いつつ、

でもなんとか他の二人についていこうと気力で登ると、、、

なんと不思議なことに先ほどまでの筋肉痛が急に和らいできたのです。

こいつは休まない・・・と筋肉も諦めたんですかね??

そこからはしんどいものの何とか坂も登れるようになり、

思いのほか早いお二人(ちなみに二人とも女性)に必死についていきました。

R0016751

16時にガーデンテラスを通過。やっと写真を撮る余裕も。。。

その先の車道歩きの途中、振り返ると本当に綺麗な夕日が、、、

R0016752

もっと早く通過したらこの夕日が見れなかったよね、、、そんな軽口を言いつつ

一気に暗くなる道をひたすら進みます。

そして5時に一軒茶屋到着。ここが最後のサポートポイント。

R0016753

この日は本当に寒い日で特にこのあたりは標高900mですからめちゃくちゃ寒かった。

吐く息も白く、歩いている時は良いのですが止まったら体が冷えるので

休憩もそこそこに出発。後はひたすら13kmを3時間半ほどかけて下ります。

歩き出してすぐに大会の最後のチェックポイント。ここでもまだ渋滞が・・・

R0016757

このチェックポイントを過ぎれば真っ暗闇の山道をヘッドランプを頼りに下っていきます。

R0016759

前後にもある程度人はいるとはいえ、この真っ暗闇をもし一人で歩いたら

気が滅入りそうですが、幸い仲間の二人と何だかんだとお喋りをしつつ進みました。

そしてひたすら険しい山道を下り、そろそろまだつかないの・・・?と焦り始めた頃、

我らの山の師匠、白馬堂のあさやんが突然登場!!!

実は私が朝からツイッターで実況中継をしていたのですが、

後半、その様子がおかしいことを心配して、途中の山道で待っていてくれました。

寒い中、、、我々の通過を一時間以上も待っていただいたとか・・・感謝です。

そこからは六甲を知り尽くしたあさやんの先導のもと、また気力で歩き続けました。

そして山道の終わりを告げる塩尾寺(えんぺいじ)を通過。

R0016760

ここからは最後の難関?アスファルト道の激下り!です。

山登りでは下りのほうが筋肉に堪えます。それもアスファルトの道がより辛い。

それが最後の最後に待ち構えているのがこのコースの厳しいところ。

まわりの人々も一様に妙な歩き方になってますし、そこここでヘタリこんでいます。

なんとかゴール目指して最後の気力で歩いていると、目の前で手を振る人が、、、

3時間ほど前に先にゴールしたdragonfryさんがわざわざ登り返して待っててくれました。

いやいや、みなさんのその気持ちがありがたい。。。

そんな人たちの先導のもと、20時30分ついにゴール地点に到着!

R0016762

涙涙の感動のゴール!!と思いきや、、、なんかカードだして、

認定書もらって、記念品もらって、、、なんて事務的にやってしまいました。。。

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それにしても本当によく歩いた!!摩耶で諦めないでよかった!!

それもこれもサポートしていただいた皆様、そしてメールや電話で応援をいただいた方々、

本当に皆様方の応援のおかげで諦めずに頑張れました。

特に後半は一緒に歩いてくださったお二人がいなければ絶対に無理だったでしょう。

今回の挑戦で本当にいろんなことを学びました。

諦めないこと、仲間がいることの大切さ、そして自分の弱さも再認識しました。

これはきっとこれからの人生の中で色々と役立つことでしょう。

ともかく応援していただいた皆様ありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

Imgp6203

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コメント

完走おめでとうございます!!
かなりドラマティックな内容で、感動しました。
こんなに単純に純粋に、自分の限界を感じれる事って大人になった今ではすごく貴重ですね。
いい経験できていいな~ なんてね。。。
(大丈夫出たりはしません。)
ほんとにほんとに、おめでとうございました!

きょんさん、ありがとうございます。
感動していただくような大したものではありませんが、
自分の限界を感じたのは確かかも。。。
でもそれもどこが本当の限界なのかわかりませんよね?
仲間がいると限界もかわりますし!
来年はきょんさんの感動物語見せてください!!
サポートします。

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